失敗から学ぶ
「失敗ではなく成長するために必要な経験」
「チャレンジが大切だ。」
「失敗は成功するために避けては通れない道である。」
「失敗を成長の糧にしよう。」
とは、私自身もよく使う言葉です。
今回は、失敗を繰り返しながらチャレンジを続ける指導者の方々の失敗談を聞くことで、冒頭に書いた「失敗ではなく成長するために必要な経験」ということに、より理解を深めていただけたら嬉しく思います。
以下、サッカークリニック2月号特集 フットボール失敗学より抜粋
「練習を頑張っている選手を起用して『これを機にグッと伸びてくれるかな』と思ったら、結局それ以降も一向に取り組みが変わらない。
その逆パターンで、叱咤激励の意味を込めてAチームからBチームに落とすと、こちらとしてはもう一度這い上がってきてほしいのに、考え方が違う方向に向いてしまうこともあります。」
〜四日市中央工業高校 樋口士郎〜
「2005年度の全国高校選手権で優勝した後は、本当にうまくいきませんでした。
優勝したからこそ『守らなければいけない勝利』というものが出てきてしまいました。
勝利を求めるあまり、選手の魅力ややりたいサッカー、野洲のスタイルが欠けてしまったのです。」
〜野洲高校 山本けいじ〜
「私が『選手がこれくらい分かっているだろう』と思いこんで話をしていたら、全然伝わっていなくて・・・。
私が4、5年前に必死で刷りこんだものが、1年1年の積み重ねの中の伝承によって浸透していると勝手に思っていたのです。」
〜作陽高校 野村雅之〜
失敗の『良い面』にフューチャーすると「成長のために必要なこと」と、頭では理解できますが、実際は、その瞬間『なんとも言えない虚しさや痛み』も伴うものです。
しかし、その痛みを知りながらも、この先失敗することが待っていると知っていながらも、挑戦を続けるのは、やはり「失敗は、失敗ではなく成長のために必要な経験」ということに尽きるからなのでしょう。